今回は、29歳の女性からのお悩み、
「生後11ヶ月の息子と地方の実家へ帰省しています。
年明けまでいるつもりでしたが、その予定を切り上げてすぐに離れるか留まり続けるかで迷っています。」というご相談。
相談内容ざっくり説明
- 都内から地方の実家へ、息子を連れて6月末から年明けまで滞在中。
- 帰省理由は、コロナ禍とワンオペ育児による疲労。
- 母は初期の乳がんで、放射線治療が始まる予定。実家での生活は母の負担になっていると感じている。
- 家事や育児をこなす時間は限られ、自由時間はほぼなし。
- 母に愚痴を言うと「お母さんだから仕方ない」と返され、孤独感・ストレスが増す。
- 父は「孫がいなくなったら母は生きがいをなくす」と帰ることに反対。
現在の悩み
- 実家にいることで母の負担が増えてしまうこと。
- 自分のストレスや自由時間がほとんどないこと。
- コロナ禍の都内に戻ることに対する不安。
- 両親の感情を考えると決断できず、判断を先送りにしている。
スーさんのアドバイス
- 疲れやストレスは自然な感情
- 長期間ワンオペ育児をしてきたことで、疲労と孤独感が蓄積。
- 誰かが共感してくれること、自分の気持ちを理解してくれる人がいるだけで救われる。
- 自分の心が平和になる場所を優先
- 実家に残るか、自宅に戻るかは、まず「自分がどこで落ち着くか」を軸に判断すべき。
- 母や父の感情も大切だが、自分を犠牲にしすぎると関係も悪化する可能性がある。
- 柔軟な滞在スタイルもあり
- 2ヶ月ごとに自宅と実家を行き来するなど、完全な滞在を避ける方法も選択肢。
- 状況に応じて、母の負担や自分のストレスを軽減できる。
- 共感を得られる仲間を作る
- 場所に関わらず、自分の気持ちを理解してくれる人がいることが重要。
- 「お母さんだから」と自分を責める状況を軽減できる。
感想
「お母さんだから仕方ない」という相談者のお母さまのセリフは、私の心にもグサっと刺さりました。
この言葉を何度も言われたら、いっぱいいっぱいになってしまうだろうな、、、、と思います。
出産後に帰省するに場合は事前に、ご両親がなにができて、自分は何をするか、を話し合っておくとよさそうですね。
心に残った点
・「誰も自分を気遣ってくれないんだ….」という風に、
子育て中に子供のことではなく、自分のことを最優先に考えてしまうときは、
相当まいっているってこと。自分のことを、ずーっと後回しにしてきたってこと。
・何年も一緒に住んでいない両親と、久々に一緒に住むことは大変。
・子育てのキャパは人それぞれ。
仕事はいくらでもできる人でも、子育てがつらくて二か月目で復職したという、スーさんのお友達のエピソード。だけど、何人産んでも、楽しめる人もいる。
→この子育てキャパが事前に分かる方法はあるのかな?と思いました。